8日目

たった1度だけ見た映画の名前「8日目」
ほとんど夢を見ない（覚えていない）僕が、今日は見ていた。

ダウン症の俳優さんが主人公をしている、ダウン症を描いた映画だった気がする。
最後の場面け覚えていて、ちょいブルーな気分の朝だった。

7年位前、僕は初めてダウン症の人と接触した。
相鉄線で海老名から乗って、彼女と遊びに向かってた夏の日に、
空席があるのに僕の横にチョコンと小学生の女の子が座ってきて
「今日、きよしに会うんだー。いいでしょ（*^_^*）」
って屈託のない笑顔で話しかけてきたのが最初だった。

きよし、きよしと連呼されても誰のことだか最初サッパリだったけど、
あの独特の振りで「氷川きよし」ってわかったのが、彼女が電車から降りる少し前。

ふと周りを見ると、ピンパーマのボンバヘッドとＢ－GIRLに小学生の女の子がなついてる
変な光景だったのか、ダウン症と知っていて、無知な俺らが相手をしているのだろうというような、
なんとも言えない表情をしている当時の大人たちがいた。
目的の駅について、電車を降りるときに彼女が
「ダウン症の子って、素直ないい子だよね」っていってた。


あと、ダウン症で思い出されるのが、某大手保険会社のCM。
”うれしくて　うれしくて　言葉にできなぁい”という歌とそれに併せて
次々に変わる子供の写真。
そのシリーズにダウン症の子供の写真のものもあった。
はじめて見たのが、彼女のキャンプ仲間の家。
皆ではないが、感動したのかなんなのか、目に涙をうかべている奴らもいた。
そのあと
”素直、裏表がない”なんて、ダウン症の人の特徴（？？）などを語っていた。

なんだろ　　違和感を感じていた。